新たなブラック企業の形

ブラック企業といえば、違法行為をしていると思いがちです。労務トラブルがあっても法律に触れるか触れないかと微妙で最近は、どんどん巧妙になっています。例えば、追い出し部屋とか不当な転勤や部署移動並びに仕事を与えないというやり方で本人を精神的に追い詰めるやり方が、主流になっています。また、逆に、無理なノルマや仕事量を与えて、オーバーワークにさせたり、どうして仕事がこなせないのかと劣等感を植え付けたりします。未払いの残業代、法令を超える残業時間、明らかなセクハラやパワハラ等は、ワンマン経営の小さい会社なら未だにありますが、ある程度の規模の会社では、印象悪化もあるため、絶対にそのような事をしません。社員のためではなく、勿論会社のためです。人によって、仕事の捗り具合は違いますが、異常な量の仕事を与えれば、肉体を壊すか精神を壊すか仕事が完了せず困るかという結末になります。逆に、明らかに人員が少ない部署の管理職や賃金が低く魅力のない職場では、誰が管理職になっても、部署を改善することは難しいでしょう。正社員ではなく、非正規社員においても、契約期間内を待たずに首にするため、不当な部署移動や就業シフトカット等が、現在行われています。これも巧妙なブラック企業の新たな形です。労働組合に頼るか裁判を起こすかという対策を行う必要がありますが、その費用や労力を考えれば、争わずに他の会社へ就職するというような形であまり表にはなっていないようです。

労働時間も残業時間も会社都合のブラック企業

私が務めていた会社は、 労務管理が悪く残業時間がめちゃくちゃでした。
面接を受けたときには、土曜出勤は時々あると聞いていましたが、月末になると必ず土曜出勤をしなければならない状態でした。持ち回りで休めるとも聞いていましたが、入ったばっかりだからという理由で、私は何年経っても休ませてもらえませんでした。しかも、その土曜日の出勤分はお給料は出ていません。そのせいで薄毛になり山形のAGAクリニックをおすすめされました。

また、残業に関しても、残業代はきちんと払われていませんでした。
月末になると会社から残業時間の見本表が一人一人に配られます。それをもとに書き写す作業をすることになっていました。つまり、実際の残業は明らかにもっと多くしているのに、会社が指定した時間分だけを記入するという形をとっていました。実際には全員固定で19:00以降までいなくてはいけない空気なのに、記入するのは17:30まででした。

そして、毎日の始業は9:00からなのですが、8:30から当たり前のようにミーティングが行われていました。
結果的には毎日2時間以上の残業が課せられているのに、会社全体でなかったようにする風習があるブラック企業でした。

田舎の労働環境

私は、田舎の企業に勤めております。地元姫路の弁護士に相談すべきか迷うところですが、都会とは違い田舎は慢性的な人手不足で夜勤などを行って本来なら午前中に帰宅できるのですが、人手不足の為午後夕方ぐらいまでの就業を行うことが多々あります。また、新入社員自体入社してすぐ仕事が出来るようになる人はまれであり、研修や先輩職員とセットで行動することにより、仕事の内容や行い方など勉強するのであってすぐに1人たちというスタンスで入社してすぐの方がやめてしまう現状があります。また、求人サイトや求人紙には休暇は月8日のシフト制となっておりますが、実際入社してみると月4日あるかないかぐらいで、希望者によっては公休の部分を買取就業をさせている状況です。また、これだけ人がいない中残業しざる負えない状況で、上司からは残業は一切認めないといわれ、就業時間が来て帰宅などの準備をしていると、「もう帰宅するの?ほかのみんな頑張っているのに何とも思わないの?」などサービス残業を共用するような態度を取られることがあります。有給休暇は、状況に応じてですが職員であれば取得可能であると思うが、有給を取得する為には、申請書に日付・取得する詳しい内容をかかされ、それを上司が見て有給を取らせるか取らせないか判断するということになっています。私が就業していた期間は1年ぐらいありましたが1人も有給休暇を取得できたひとはいませんでした。

車業界は衛生的(主に人間)に鬼門

某車の部品を作ってる工場、ある意味ブラック企業に仲間入りしたんじゃないかと思うくらい働いている人間達の中身がダークネス。労務相談の窓口もなく姫路の弁護士に相談すべきが悩んだほどです。

良い面を上げれば給料・ボーナス・厚生など、しっかりしてますが容赦なく飼い殺しにされます。
でも難があろうとも安定した生活を送りたいという人にはいいかも?

ただポカをやらかしてその影響で各工場の治安というか派閥争いがひどくなりました。
各々が会社で生き残るために手段を選び始めなくなってきたっていうのかな・。
(たぶん自分自身が万が一のクビ切りに合わないように上の上にアピールしてるのかな?そういった上の人間の派閥に入る奴も同じ考えなんだろうけども、一概には言えないですが)

自分の派閥に取り込める奴は取り込んで自分の地位を守る上司とかもうね。
弧立軍の俺は今や皆から自発的に会社を辞めるように毎日追い込まれてますよ。 (元々仕事・コミュが出来ない苦手の部類の人間なのでしょうがないといってしまえばそれまでですが)

新卒・転職を考えてる方、今の車業界は衛生的(主に人間)に鬼門ですよ、選択の際はよく考えてからにしてくださいね。

ブラック企業のサービス残業の現状

私は社員として労務で相談もできないブラック企業に関わったことはありますが、不安を感じて数ヶ月で辞めましたがまさに地獄でした。拘束時間が長くて求人情報に記載している内容とは大きく異なり、様々なことで脅して来るために入って大丈夫なのかとも感じたものです。働いて一ヶ月ほどすると先行きが不安になったため、弁護士に相談するとすぐに退職をすべきだと言われました。

サービス残業はブラック企業では良くあることですが、精神的にも苦痛になるため避けるべきだと感じたものです。この会社に勤務している時は自宅に戻っても寝てしまうため、ネットカフェなどで6時間ほど入って仮眠をしてました。やはり、サービス残業は給料が出ないため耐え難いものがありましたが、調査でバレないようにうまくタイムカードを押していたようです。

ブラック企業のサービス残業は求人情報とは信用できないものであることが分かり、経験するとトラウマになります。人件費削減のために企業は色々考えますが、社員のモチベーションを上げて生産性を上げることを考えなかったのかと呆れたものです。

障がい者雇用におけるリスク

今で言うと姫路の労務問題専門の弁護士に依頼するレベルのお話です。10年ほど前に勤めた会社の話だ。私は当時、俗にいう『精神障がい者』だった。うつ病でありながら、いつ治るかも分からないので、ゆるりと働ける会社を探していたら障がい者雇用を勧められ、流れのまま入社した。

が、しかしその会社は、言葉の暴力や現在でいうパワハラに満ち溢れていた。当然、精神障がい者の立場はひどいものであった。私の場合は、当時、希死念慮(自殺願望)があり、頻繁にリストカットを繰り返す状態だったので、傷痕を見られないようには気を付けていた。しかし偶然、社員の目に留まってしまった。その時は、『ちょっと、やめなさいよ?』で済んだのだが…。

そのまま見逃さないのが、ヒトである。程なく、内輪での飲み会があった。そこで、私の傷痕を見た社員が言い出した。『ちょっと、○○さん!その手首の傷痕、みんなに見せなさいよ!』年齢も立場も、一番下だった。見せるしかなかった。課長が一言放った。『○○さん、太ももの内側の太い血管切ったら死ねるよ?』

翌日、部長にそのことを告げて退職した。結局は涙を飲んだわけだが、今であれば監督署に行っているところであった。

ブラック農家はイエスマン以外はクビ

これはある法人農家に勤務していた時の話です。そしてそこは噂に違わぬ労務関連の法律なんて完全に無視のブラック企業、ブラック農家でした。
私がその農家にパート勤務が決まったと話したら、ほとんどの人が苦笑い、もしくは忠告してくれました。子育て中だったこともあり、融通の利く仕事といえばそこくらいだったので、周りの意見が気になったものの、ためしに働いてみる事にしました。

社長は天真爛漫でお調子者の農家の青年というキャラで一見好青年。けれど実際は陰湿で疑心暗鬼な人間だったのです。いつも誰かをターゲットにしては、陰湿な嫌がらせや言葉でのパワハラを繰り返していました。最終的には勤務時間を週1日2時間だけに大幅に減らし、自主退職をさせるというものでした。さらに、会社の行事などにも気に入らない人間には声を掛けない、社長自らのミスも社員に押し付ける、お気に入りのメンバーにだけボーナス支給などやりたい放題でした。

私も嫌われてはおしまいと仕事を頑張った結果、みるみる昇進。任される仕事もどんどん増え、責任ある仕事も任され部下もいました。当時その会社では、そういった勤務形態は私が初めての試みでした。けれどなぜか他のパートさん達と全く給料が同じなのです。社長に「昇給の為の試験や指標はありますか?」と聞くと態度が一変。「お前なんか他のパートと同じ仕事しかしてないんだから給料なんか上がるわけない。そっちがその気ならこっちも考えがあるからな。」と、いきなり私へのパワハラが始まったのです。それまでは他のターゲットのパートさんが暴言を吐かれていたのに、急にその女性にニコニコと話しかけるようになったのです。同じタイミングで私への社長による恒例の自主退職へ持ち込むシナリオが始まりました。いくら仕事で良い結果を出しても暴言、無視、勤務時間を大幅に減らされ、1か月後に辞めて下さい、と自主退職するよう言われました。

長時間労働が当たり前のブラック企業

新卒で入社した姫路の会社が企業労務に問題ありまくりのブラック企業でした。朝9時半に始業して、仕事が終わるのが深夜0時や2時。いつも終電で帰っていて、終電を逃したらタクシーで帰っていました。新卒で入社したので、当時はその働き方に疑問を持つこともありませんでした。入社してからずっと忙しいので大学の同期ともなかなか会えない状況が続いていたので、誰かに相談するという時間もなかったのもあるかもしれません。
さらに、入社した会社は外資系企業だったので仕事は年俸制。残業代が一切つかないので、時給換算すると都内の最低賃金を下回ったはずです。結局、入社して数年で、このままの環境だとダメだと一念発起して転職活動をしたのですが、転職先はホワイト企業。あんなに辛い思いをして歯を食いしばって頑張らなくても良いんだということに、ブラック企業を離れてから気がつきました。
世の中にはブラック企業だけではなくホワイト企業もあること。役職がつかないうちの年俸制は割に合わないこと。この2点を学びました。

トップが良くてもブラック企業改善は無理?

社長自体は人柄が良いけれど、しかしそれ以外の社員が人間性に難ありな場合は、それはもうブラック企業だとも言えるでしょう。私が以前派遣で勤めていた労務問題だらけの姫路のブラック企業は、社長と幹部の一名はよかったのですが、それ以外の上司がまさにブラック企業の上司だったのですよね。

トップは良いとして、現場に携わる人間がブラック企業体質でしたから、それはもう改善されるものではないでしょう。いくらトップに訴えたところで、現場のことを数字でしか把握していないのですから、それはもうブラック企業の改善にはならないのでしょうか。

私が「あ、この会社ってブラック企業じゃない?」と、感じる以前に、他の社員さんから「この会社、ブラックだから」という言葉は聞いていました。そして、他の社員さんにしても何度か改善を試みたそうなのですが、いかんせん現場を仕切る人間がブラック企業体質でしたら、良くはならないということで…。結局、「ブラック企業からは早く離れた方がいい」という対策しかできなかったものですよ。

ブラック企業社長をヨイショするイベントだ

私は自分自身の労務管理ゼロのブラック企業勤めの経験から、求人記事で「アットホームさ」をアピールする会社は避けています。もっと言えば、「会社の仲間とバーベキュー」ですとか、「社員旅行」があるような会社は避けています。

もともと私は、自分の家が大好きなタイプだということもあるのですが、しかし給料が大して高くはないのに、会社によるイベントがやたらと多いのは疲れますよ。歓送迎会ぐらいは仕方がないとはいえ、社員旅行に夏祭りに、バーベキューって、参加することに対して賃金も出ないのに出たくはないです。

それでも、イベントの多さで「うちの会社は儲かってます。余裕がありますよ」と、アピールする会社もあるでしょう。そして実際に、売り上げに余裕があるからこそ、社員にイベントでも還元できる会社もあることでしょう。

けれど私が勤めていたブラック企業では、社員の給料は安いのに、会社イベントがやたらとあったので、そこも辛かったんですよ。社員から搾り取って、社長がいい気分になりたいだけのイベントに強制参加するなんて、そこのところもまさにブラック企業だったと思っています。