ブラック企業における就業規則について

一般的に「ブラック企業」といわれるであろう企業に二社勤めた経験があります。
一社目は新卒時に食品会社の生産管理部として、二社目はその後携帯電話の販売会社の法人営業としてです。どちらにも共通して言えるのが、就業観念やライフワークに関して会社としての取り組みがほとんどない状態といってよいほどで、正社員に関してはタイムカードがない状況でした。誰か一人でも欠けてしまうと危機的な状況に陥る状態で、職務の内容も個々各々にかかっている状態でした。

したがって、しんどくなってやめたいと思ったときでもあとに残る人のことを考えると辞められないという状況になります。そんな状況なので、誰かがやめるときは突発的な状況です。急に大きな病気にかかってしまったり、結婚であったり、修復不可能な人間関係であったり。そのたびに危機に陥るのです。

また、パワハラにかんする意識も低いので、罵倒されることがよくあります。産業カウンセラーや労務問題の相談室などが整備されていれば多少違うのかもしれませんが、ストレスを溜め込んでやめていくケースも多く見られました。