業務放棄した方が良いレベルの業務

貴金属買取会社。
就職難時代に、悪質とも知らず、正社員就職出来るならば御の字と思って就職してしまった。
最初は不慣れなだけだったが、後には、悪質と気付いて、出社離職状態だった。一緒にやって居る人の視界に無い時は、業務放棄を繰り返して「不在でした」と誤魔化し、遠目で見られて居る感じの場合は訪問する(ボタンを押す)振りをして指を当てるだけにする行為を繰り返した。

ヘンゼルは、魔女の餌食にされるべく、檻に閉じ込められて、御馳走を食べさせられ、魔女は日を追う毎に、「指を出しな。太ってきたか触ってみるから。」と言い、其の度にヘンゼルは、食べ滓の骨を出して誤魔化した。魔女は本気で指だと思って居た。

本気な話、私の就職難故の、悪質企業就職で悪質業務をさせられて居た事は、ヘンゼルとグレーテルが継母に追われてお菓子の家に迷い込んで魔女の餌食にされそうになった事と本質は一緒。結末が違うだけ。

ヘンゼルとグレーテルは悪い魔女を焼き殺して魔女が持っていた美しい宝石を沢山持って無事に家に帰ったが、私は最終的に「休ませて下さい。」と連絡したら、そのまま解雇となり、後に僅か八万円の月給で、大阪市内にアパートを借りて独り暮らしをする様になった。

得られた物事も有るが、業務は悪質だった。サボる事も勇気を要したが、業務放棄した方が良いレベルの業務だった。

あの手の労務管理がなっていないブラック企業は、滅亡して欲しい。