私が務めていた会社は、残業時間を会社ぐるみで操作していました。もっと早くに姫路の弁護士に相談しておくべきでした。
実際にしている残業は、固定のサービス残業のような形で、全員一律2時間以上行っています。しかし、月末の勤務申請をするときの報告書には実際の半分以下の残業時間を書くように指示されます。
指示内容が社歴や役職に合わせて一人ずつ紙で回ってくるので、その通りに書かないと上長からの判子がもらえません。
一度30分間違えて提出したのですが、「多めにつけているから」と差し戻されました。
こうして本当の残業時間よりも3分の1程度の残業代しかもらえないことが当たり前のように起こっていました。
営業成績が悪い時には、朝も2時間近く早く出社させられ、夜も3時間以上の残業が当たり前になっていました。
それについてはもちろん「営業成績が悪いから、お前らが悪い」という理由で残業代は払ってもらえません。土日出勤、終電ギリギリまで働いたこともありますが、それも残業代はもちろんいただけませんでした。