残業代が申請できない私の職場の雰囲気を変えた方法

残業しているにも関わらず残業代を申請できない雰囲気の職場であったため、とても悩んだことがあります。
私の職場は残業する時は事前に所属長に残業する旨を伝えて印をもらわないといけないのですが、印をもらいに行くと、なぜ残業しないといけないのか?日中に効率よく作業していれば残業せずに済むのではないのか?等の嫌味が始まるので、私の職場のほとんどの職員は私だけではなく残業しても残業代を申請出来ずにいます。

職場で同じ悩みを抱えている人は多かったので、代表して労務担当として派遣されていた弁護士に相談しに行った事があります。総務は真剣に聞いてくれて私達の所属長を呼び出し注意してくれました。
しかし、注意してしばらくは印をすんなり押してくれるようになったものの、すぐにまた色々嫌味を言われるようになり、残業代を申請できない雰囲気に戻ってしまいました。
私はこのままでは残業している私達が損をしているような気持ちになってきたので、所属長の嫌味を右から左に聞き流す気持ちで残業する時はちゃんと印をもらいに行く事に決めました。そうすると次第に私のように嫌味に屈せず申請する人が増えてきて、雰囲気も変わっていきました。

私は所属長が相手だったので嫌味を言われても言い返す事もできずに、ずっと残業代を申請せずにサービス残業していましたが、雰囲気を変える事が出来たのは強い気持ちを持ち、相手が誰であれ立ち向かう事でした。