自分たちで、でも、なんとか処理ができました

 父が他界したときのことです。

 我が家はごく普通のサラリーマン家庭で、多くの財産があったわけではありません。また、父も、喪主はどうしてほしい、とか、葬儀はこうしてほしい、とか、遺影はこれ、とかの要望は、元気なころに発言していましたが、財産については、どうしてほしい、ということは何一つ言い残していませんでした。そういったことから、法律にのっとって処理をすればよいのでしょうけど、今後の生活について不安に思っている母の顔を見ると、私たち姉妹は相続を放棄しよう、ということになりました。

 そこで、普通ならば、どうすればよいのか、皆目わからないので、弁護士さんなどにご相談をするべきことでしょうけど、大した財産もないから、自分たちでできるのではないか、と考え、いろいろと調べながら、書類を作成しました。

 作成した書類は何度か母が法務局に出向き、指導をいただき、修正をして、という作業は必要でしたし、少々父の生まれが複雑で、婿養子であったことや、母も、家庭が複雑だったことから、書類は多く必要にはなりましたが、なんとか自分たちで処理をすることができました。

 私たちの場合、母は時間的余裕がありましたので、なんども法務局に足を運ぶこともできましたし、たいした財産もなかったので、弁護士さんに依頼することなく、自分たちでできましたが、もう少し複雑になると、私たちの手にはおえなかったのではないか、と思っています。

相続発生の前にしておきたい相続税対策

相続が発生して遺産を受け取る事になりましたが、相続税を支払う必要がありました。せっかく相続したのに受け取れる遺産が少なくなってしまうと気分が悪くなるものです。相続が発生する前に相続税対策をしておけば良かったと考えています。そこでしておきたいと感じた相続税対策を紹介していきましょう。

・贈与を活用する

相続が発生した時に遺産を受け取ると相続税が発生しますが、贈与を活用すれば対策する事が出来ます。年間110万円までの贈与なら非課税になるので相続税を少なくする事も出来ます。相続が発生する前に1年後とに贈与という形で遺産を少しずつ受け取った方がいいです。

・小規模宅地の特例を活用する

相続が発生した時に不動産を受け取る事も多いでしょう。不動産は資産価値が高いので相続税も高くなってしまいます。しかし小規模宅地の特例を活用すれば不動産の土地の評価額を80%低くする事が出来るので相続税を少なくする事が出来ます。不動産を相続する事になる場合は活用したい制度なるのでしっかり覚えておく必要があります。